原因
高齢男性では前立腺肥大が代表的な原因であり、前立腺や尿路の感染も原因となる。[1]
ほかに、かぜ・アレルギー薬、三環系抗うつ薬などの薬、神経系の病気、脊髄の問題、手術後、尿道の瘢痕、骨盤筋のけいれんなどが関係することがある。[1]
症状と評価
尿の勢いが弱い、排尿開始が遅い、尿が滴るなどの症状がみられる。感染を伴う場合は排尿時痛、頻尿、尿意切迫、濁った尿、血尿などが現れることがある。[1]
診察では尿路や前立腺などを評価し、尿検査、血液検査、残尿測定、超音波、膀胱鏡などが行われることがある。[1]
治療
治療は原因によって異なり、前立腺肥大に対する薬、感染に対する抗菌薬、尿道の狭窄や前立腺による閉塞を改善する処置や手術などが行われることがある。[1]
残尿の評価
排尿後に膀胱内へどの程度の尿が残っているかは、膀胱スキャンや超音波、必要に応じたカテーテルで評価される。排尿困難が進行して尿をまったく出せなくなった状態が尿閉であり、膀胱の腫れや不快感を伴うことがある。[1]