テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

最終更新:2026年8月13日

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は、肘の外側に付着する前腕の腱に繰り返し負担がかかり、痛みを生じる状態である。ラケット競技以外の反復作業でも起こる。[1]

原因・仕組み

前腕の筋肉を繰り返し使うと、肘の外側に付着する腱に小さな損傷が生じ、十分に修復されないまま刺激と痛みが続くことがある。テニスのバックハンドのほか、手首を繰り返しひねる作業なども原因となりうる。[1]

症状

肘の外側の痛みが徐々に悪化し、物を握る、ひねるなどの動作で前腕や手の甲側へ痛みが広がることがある。握力低下を伴うこともある。[1]

診断

診察では、肘外側の腱付着部の圧痛や、抵抗を加えて手首を反らしたときの痛みなどを確認する。必要に応じてMRIが用いられることがある。[1]

治療

まず原因となる動作を減らして休ませ、冷却、非ステロイド性抗炎症薬、装具、理学療法などが用いられる。症状が続く場合には注射や手術が検討されることがある。[1]

関連項目

がん疼痛背部痛(背中の痛み)膝の痛みを参照。

エビデンス・科学的評価

参考文献では、テニス肘は反復動作による腱の損傷と関連し、活動調整、冷却、薬物療法、理学療法などの保存的治療が基本とされる。[1]

安全性・注意点

初めて症状が出た場合や自宅での対処で改善しない場合は医療機関での評価が勧められる。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus Medical Encyclopedia: Tennis Elbow ↩本文

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