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T3検査

2026年8月15日 03:54 / 雨崎ハーリィ に保存された版

T3検査は、血液中のトリヨードサイロニン(T3)を測定し、甲状腺機能を評価する検査である。総T3と遊離T3の測定法があり、通常はTSHやT4と組み合わせて解釈する。[1]

概要

T3は甲状腺が作る主要な甲状腺ホルモンの一つで、身体のエネルギー利用、心臓、体温、筋力、気分など多くの機能に関わる。血中では蛋白に結合したT3と、組織に入って作用する遊離T3が存在する。[1]

検査の種類

総T3検査は結合型と遊離型を合わせて測定し、遊離T3検査は遊離型のみを測定する。甲状腺機能評価ではTSHや遊離T4とともに測ることが多い。[1]

主な利用

主に甲状腺機能亢進症の診断や原因評価、下垂体疾患の評価、甲状腺疾患の治療モニタリングに用いられる。甲状腺機能低下症の早期評価ではT3よりTSHやT4が重視される。[1]

結果の見方

T3高値は甲状腺機能亢進症を示唆し、低値は甲状腺機能低下症を示す場合がある。ただしT3単独では甲状腺疾患を除外・確定できず、TSHとT4の組み合わせで原因が甲状腺か下垂体かを評価する。[1]

エビデンス・科学的評価

T3検査はTSH・T4と組み合わせることで甲状腺ホルモン過剰の確認や、甲状腺由来か下垂体由来かの鑑別に役立つ。T3単独の正常値だけでは甲状腺疾患を否定できない。[1]

安全性・注意点

採血に伴う軽い痛みや皮下出血が起こることがある。薬やサプリメントが結果に影響する場合があるため、自己判断で中止せず、服薬情報を医療者に伝える必要がある。[1]