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スタチン

2026年8月15日 03:54 / 雨崎ハーリィ に保存された版

スタチンは、HMG-CoA還元酵素を阻害して血中LDLコレステロールを低下させる薬剤群である。脂質異常症の治療に加え、動脈硬化性心血管疾患の一次・二次予防に広く用いられる。[1]

概要

スタチンはHMG-CoA還元酵素阻害薬で、アトルバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチンなどがある。総コレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリドを低下させ、HDLコレステロールを上昇させる作用を持つ。[1]

作用の仕組み

肝臓でコレステロール合成に重要なHMG-CoA還元酵素を阻害し、肝細胞のLDL受容体を介した血中LDLの取り込みを増やすことでLDLコレステロールを低下させる。[1]

主な利用

高コレステロール血症や混合型脂質異常症などの治療に用いられ、食事・運動と組み合わせて動脈硬化性心血管疾患の予防を目的に処方される。薬剤と用量は心血管リスクやLDL値などに応じて選択される。[1]

モニタリング

治療中は脂質値と症状を確認する。筋肉痛や筋力低下が出た場合には筋障害を評価し、肝障害を疑う症状がある場合には肝機能検査が行われる。[1]

エビデンス・科学的評価

スタチンはLDL低下を通じ、冠動脈疾患を含む動脈硬化性心血管疾患の一次・二次予防に用いられる代表的な脂質低下薬である。[1]

安全性・注意点

筋痛や筋力低下を伴うミオパチー、まれな横紋筋融解症、肝障害、糖尿病発症リスクの増加などが報告される。筋症状は用量や薬物相互作用の影響を受けるため、異常時には評価が必要である。[1]