概要
ナトリウムは体内の水分バランスや酸塩基平衡を調節し、神経や筋肉が正常に働くためにも必要な電解質である。腎臓は余分なナトリウムを尿へ排出し、血中濃度の維持に関与する。[1]
検査の利用
血清ナトリウムは電解質パネル、基礎代謝パネル(BMP)、包括的代謝パネル(CMP)などの一部として測定され、体液・電解質・酸塩基平衡の異常を調べるために用いられる。[1]
高値と低値
高ナトリウム血症は脱水、腎疾患、糖尿病性尿崩症、副腎疾患などで起こることがある。低ナトリウム血症は嘔吐や下痢、腎疾患・肝硬変・心不全などによる水分貯留、脳・肺疾患、薬剤、アジソン病、栄養不良などに関連する場合がある。[1]
結果の解釈
ナトリウム値は他の電解質、腎機能、症状、服薬状況などと合わせて解釈される。異常値があっても、原因を特定するには追加評価が必要となる。[1]