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自己効力感

2026年8月17日 21:07 / 雨崎ハーリィ に保存された版

自己効力感は、特定の行動を実行できるという自分の能力についての認知であり、目標設定、努力、持続、行動選択に関わる概念である。[1]

特徴

自己効力感は、認知、動機づけ、感情、選択の各過程を通じて行動に影響する。自己効力感が強いほど高い目標を設定し、目標への関与と困難に対する持続が強くなると考えられている。[1]

主な形成要因

主な情報源には、課題をやり遂げた達成経験、似た他者の成功を観察する代理経験、成功可能性についての言語的な働きかけ、感情や身体感覚の解釈がある。とくに障害を克服した達成経験は、対処能力の認知を形成する。[1]

関連概念との違い

自己効力感は特定の課題を遂行する能力への信念であり、自分全体への態度である自己概念や、自分の価値の評価である自尊感情とは異なる。また、行動が結果を左右できるという統制の所在とも区別される。[1]

エビデンス・科学的評価

自己効力感は健康行動の変化や維持を予測する中範囲理論として、自己管理、症状管理、看護教育などで研究されている。ただし、対象行動や状況によって意味が異なるため、一般的な自信と同一視できない。[1]

安全性・注意点

自己効力感は心理学的概念であり、固有の有害事象を伴う介入ではない。能力の実測や治療効果そのものではなく、特定行動を実行できるという本人の認知として評価する必要がある。[1]