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サルコペニア肥満

2026年8月17日 21:07 / 雨崎ハーリィ に保存された版

サルコペニア肥満は、肥満とサルコペニアが同時に存在する状態である。日本の作業部会は、日本人の40〜75歳を対象とするスクリーニング・診断手順を提案している。[1]

スクリーニング

肥満のスクリーニングには日本の基準による腹囲または体格指数(BMI)を用いる。サルコペニア側は、臨床症状や疑い、指輪っかテストに加え、Asian Working Group for Sarcopenia 2019の考え方を利用する。[1]

診断

筋機能は握力と5回椅子立ち上がりテスト、筋量はBMIで補正した四肢骨格筋量で評価する。肥満は内臓脂肪面積または体脂肪率で評価し、筋機能低下・筋量低下と肥満の双方がそろう場合にサルコペニア肥満と判定する。[1]

重症度

筋力または身体機能の低下、筋量低下、肥満がある状態をステージIとし、これに関連する合併症を伴う状態をステージIIと分類する。[1]

エビデンス・科学的評価

日本の肥満学・サルコペニア関連学会の合同作業部会による合意声明であり、日本人と欧州集団の体格差を考慮して作成された。作業部会自身が、基準と対象年齢について今後の臨床的検証が必要としている。[1]

安全性・注意点

この基準は日本人の40〜75歳向けに提案されたもので、他の年齢層や集団へそのまま適用できるとは限らない。BMIや腹囲だけでは確定せず、筋機能・筋量と体脂肪の評価が必要である。[1]