背景
慢性腎臓病では、腎機能低下が進むほど運動耐容能が低下しやすい。蛋白エネルギー消耗、尿毒症性アシドーシス、炎症性悪液質、身体活動不足がサルコペニアと体力低下を相互に悪化させる。[1]
構成
腎臓リハビリテーションは運動だけでなく、身体機能、心理状態、社会参加を含めて調整する介入である。運動療法では有酸素運動や筋力運動が用いられ、透析中に実施される場合もある。[1]
目的
運動耐容能を高め、心不全の発症や悪化を防ぎ、腎機能低下の進行を安定化または遅らせることが目標とされる。身体活動の維持は、慢性腎臓病に伴う廃用の悪循環を断つうえで重要である。[1]