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下垂体

2026年8月15日 02:31 / 雨崎ハーリィ に保存された版

下垂体(脳下垂体)は、頭蓋底のトルコ鞍に位置する内分泌器官であり、前葉と後葉を中心に構成される。視床下部と密接に連携し、成長、甲状腺、副腎、生殖、水分調節などに関わるホルモン系を調整する。[1]

概要

下垂体は蝶形骨のトルコ鞍内に位置し、前葉(腺性下垂体)、後葉(神経性下垂体)、その間の中間部からなる。漏斗部によって脳・視床下部とつながり、視床下部からの調節を受ける。[1]

前葉のホルモン

前葉ではACTH、プロラクチン、LH、FSH、成長ホルモン、TSHなどが分泌される。これらは副腎皮質、乳腺、生殖腺、全身の成長、甲状腺などの働きに関与し、多くは視床下部ホルモンや標的臓器ホルモンによるフィードバック調節を受ける。[1]

後葉の働き

後葉は視床下部の神経細胞から伸びる軸索終末を含み、視床下部で作られたオキシトシンとバソプレシン(抗利尿ホルモン)を放出する。オキシトシンは子宮収縮や乳汁射出、バソプレシンは水分保持や血圧調節に関与する。[1]

エビデンス・科学的評価

下垂体は視床下部と血管・神経経路で結ばれ、複数のホルモンを介して全身の内分泌機能を調節する構造として説明されている。[1]

安全性・注意点

下垂体腺腫、下垂体卒中、Sheehan症候群などでは、ホルモン異常に加えて視神経交叉や海綿静脈洞など周囲構造への圧迫による視覚・神経症状を伴うことがある。[1]