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悪夢障害

2026年8月17日 21:07 / 雨崎ハーリィ に保存された版

悪夢障害は、強い不快感を伴い鮮明に記憶される夢が反復し、覚醒後すぐに見当識が戻る一方、睡眠や日中機能に臨床的な苦痛・支障を生じる睡眠障害である。[1]

診断上の特徴

夢の内容は生存、安全、身体の保全への脅威を含むことが多い。悪夢または悪夢からの覚醒によって、気分の乱れ、就床への不安、集中・記憶の障害、日中の眠気、疲労、仕事・学業・対人関係の支障などが生じる。[1]

治療の選択肢

成人の悪夢障害と心的外傷後ストレス障害に伴う悪夢には、夢の筋書きを書き換えて反復練習するイメージ・リハーサル療法が推奨される。認知行動療法、曝露・リラクゼーション・再記述療法などは状況に応じて用いられることがある。[1]

エビデンス・科学的評価

米国睡眠医学会のポジションペーパーは、2009年3月から2017年8月までの文献検索と専門家判断に基づき、イメージ・リハーサル療法を推奨した。多くの他の治療は根拠や専門家合意が明確でないため「使用してもよい」と位置づけられた。[1]

安全性・注意点

成人の悪夢障害にクロナゼパムとベンラファキシンは推奨されない。個々の治療の適否は、患者の状況、利用可能な治療、資源を踏まえて臨床家が判断する必要がある。[1]