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代謝性アシドーシス

2026年8月15日 03:55 / 雨崎ハーリィ に保存された版

代謝性アシドーシスは、血液中の重炭酸イオンが減少し、代謝性の原因によって血液が酸性側へ傾く酸塩基平衡異常である。[1]

概要

代謝性アシドーシスでは血清重炭酸イオンが低下し、呼吸による代償として二酸化炭素分圧が低下する。血液pHが7.35未満になる状態は酸血症と呼ばれる。[1]

分類

代謝性アシドーシスは、血液中の測定イオンから算出するアニオンギャップによって、高アニオンギャップ型と正常アニオンギャップ型に大きく分けられる。乳酸アシドーシス、ケトアシドーシス、腎機能障害、重炭酸喪失など原因は多岐にわたる。[1]

評価

評価では電解質、血液ガス、乳酸、血糖、腎機能などを確認し、アニオンギャップを計算する。必要に応じて浸透圧や尿中電解質なども用いて原因を絞り込む。[1]

治療

治療の中心は敗血症、糖尿病性ケトアシドーシス、中毒など原因病態への対応と、循環・呼吸の支持である。重い酸血症では重炭酸ナトリウム投与が検討されることがあるが、 一律の使用には議論があり、原因と患者の状態に応じて判断される。[1]

エビデンス・科学的評価

代謝性アシドーシスではアニオンギャップを含む検査で原因を分類し、治療は基礎疾患への対応を中心に行う。[1]

安全性・注意点

重い酸血症は心血管機能などに悪影響を及ぼし得る。重炭酸ナトリウムにも高ナトリウム血症や低カルシウム血症などの有害作用があるため、適応を選んで用いる。[1]