概要
代謝性アシドーシスでは血清重炭酸イオンが低下し、呼吸による代償として二酸化炭素分圧が低下する。血液pHが7.35未満になる状態は酸血症と呼ばれる。[1]
分類
代謝性アシドーシスは、血液中の測定イオンから算出するアニオンギャップによって、高アニオンギャップ型と正常アニオンギャップ型に大きく分けられる。乳酸アシドーシス、ケトアシドーシス、腎機能障害、重炭酸喪失など原因は多岐にわたる。[1]
評価
評価では電解質、血液ガス、乳酸、血糖、腎機能などを確認し、アニオンギャップを計算する。必要に応じて浸透圧や尿中電解質なども用いて原因を絞り込む。[1]
治療
治療の中心は敗血症、糖尿病性ケトアシドーシス、中毒など原因病態への対応と、循環・呼吸の支持である。重い酸血症では重炭酸ナトリウム投与が検討されることがあるが、 一律の使用には議論があり、原因と患者の状態に応じて判断される。[1]