メニエール病

最終更新:2026年8月13日

メニエール病は、内耳の平衡感覚と聴覚に関わる疾患で、回転性めまい、変動する難聴、耳鳴り、耳の圧迫感などを起こす。多くは片耳から始まる。[1][2]

症状

めまい発作は突然起こることがあり、吐き気や嘔吐、発汗、眼振を伴う場合がある。難聴は発作の間に改善することがあるが、経過とともに悪化する場合もある。[1][2]

仕組み

正確な原因は不明である。内耳の液体の圧や混ざり方の異常が関係すると考えられている。[1][2]

診断

診断は症状、身体診察、聴力検査を基本とする。必要に応じて眼振や平衡機能の検査、MRIなどで別のめまい原因を評価する。[1][2]

治療

根治療法はないが、塩分を控える食事、利尿薬、めまいや吐き気を抑える薬などが用いられる。難聴には補聴器、持続する平衡障害にはリハビリテーションが用いられることがあり、重症例では中耳への薬剤注入や手術が検討される。[1][2]

関連項目

めまい突発性難聴難聴を参照。

エビデンス・科学的評価

メニエール病の治療は、めまい発作の軽減と聴覚・平衡機能への影響を抑えることを目的に、食事調整、薬物、補聴・平衡療法、必要に応じて処置や手術を組み合わせる。[1][2]

安全性・注意点

発作中は突然の強いめまいによる転倒や事故の危険がある。資料では、症状が消えてから一定期間は運転、重機操作、高所作業を避けるよう注意が示されている。内耳を除去する手術は完全な難聴を生じる。[2]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: Meniere's Disease ↩本文
  2. MedlinePlus Medical Encyclopedia: Meniere Disease ↩本文

カテゴリ:症状・疾患 / 耳鼻咽喉

タグ:めまい / 耳鳴り / 難聴