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誘発性喉頭閉塞

2026年8月17日 21:08 / 雨崎ハーリィ に保存された版

誘発性喉頭閉塞は、運動などの誘因によって吸気時に声帯や声門上部が一時的に狭まり、呼吸困難や吸気性雑音を起こす状態である。[1]

症状

呼吸困難、吸気性喘鳴、喉の締め付け感、胸部圧迫感、声の変化、不安などがみられる。運動誘発型では最大運動時に症状が現れ、数分以内に改善することが多く、運動後に出やすい運動誘発性気管支収縮とは経過が異なる。[1]

診断

安静時の診察や肺機能検査が正常なことも多い。症状を再現しながら柔軟性喉頭鏡で喉頭を観察することが診断の基準であり、運動中に連続して観察する連続運動負荷喉頭鏡検査が用いられる。[1]

管理

第一選択は言語聴覚療法による呼吸再訓練で、呼吸法、行動療法、呼吸機構の説明、必要に応じてバイオフィードバックを組み合わせる。難治性で声門上部の病変がある場合には声門上形成術が検討される。[1]

エビデンス・科学的評価

利用可能な文献では多くの患者が言語聴覚療法に反応し、全体として自然軽快しやすいとされる。気管支拡張薬は誘発性喉頭閉塞自体には通常反応せず、喘息を併存する場合に限って役割がある。[1]

安全性・注意点

適切な医療支援を受ける場合、重い合併症は一般に報告されていない。ただし、安静時にも喘鳴や吸気性雑音がある場合は、別の気道疾患を評価する必要がある。[1]