評価の単位
GRADEは、研究一件ごとではなく、比較対象とアウトカムごとのエビデンス全体を評価する。同じ介入の比較でも、確実性はアウトカムによって異なり得る。[1]
格下げの観点
確実性を下げる五つの領域は、バイアスのリスク、結果の非一貫性、研究と検討課題のずれである非直接性、推定の不精確さ、出版バイアスである。通常は問題のある領域ごとに1段階下げ、非常に深刻な問題では一つの領域で2段階下げることがある。[1]
格上げの観点
非ランダム化研究などのエビデンスでは、効果が大きいこと、用量反応関係があること、残った交絡が見かけの効果をむしろ小さくすると考えられることが、確実性を上げる要因となり得る。[1]
結果の示し方
「結果の要約」表には、対象集団と設定、比較、重要なアウトカム、絶対効果と相対効果、参加者数と研究数、アウトカムごとのGRADE評価、判断理由を示す。格下げや格上げの理由は、結果とともに明示する。[1]