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グリセミック負荷(GL)

2026年8月17日 21:07 / 雨崎ハーリィ に保存された版

グリセミック負荷(GL)は、食品の血糖上昇の速さを示すグリセミック指数(GI)に、実際に摂取する利用可能炭水化物量を組み合わせた指標である。GLはGI×炭水化物量(g)÷100で求める。[1]

GIとの違い

GIは、利用可能炭水化物50 gを含む食品による2時間の血糖反応曲線下面積を、同量のブドウ糖による反応と比較した指標である。食品が血糖を上げる能力と、その後の消失速度を反映する。[1]

GLは食品のGIだけでなく、一回に食べる量に含まれる炭水化物量を加味する。同じGIでも摂取量が違えばGLは変わり、同じ炭水化物量でもGIが違えばGLは変わる。[1]

食事評価での利用

食事全体のGIは、各食品のGIを炭水化物への寄与で重み付けして求める。高炭水化物かつ高GI食品が中心の食事はGLが高くなるが、主食構成は地域によって異なるため、同じ炭水化物量でも生理的影響や疾患との関連が異なる可能性がある。[1]

エビデンス・科学的評価

レビューは、低GI・低GLの食事と2型糖尿病、心血管疾患などの転帰との関連を示す疫学・臨床研究をまとめている。一方、GI測定法や食品間変動、疫学研究と試験結果の一貫性には未解決の問題があり、指標の利用には限界がある。[1]

安全性・注意点

GLは食後血糖への影響を整理する指標であり、食品の栄養価全体や個人の治療方針を単独で決めるものではない。出典はGL指標そのものの有害事象を評価していない。[1]