概要
フィブリノゲンは肝臓で産生され、凝固過程でフィブリンへ変化して血栓の形成に関わる蛋白である。血中フィブリノゲン量を測ることで、出血や凝固異常の評価に役立てる。[1]
主な利用
原因不明の過剰な出血など、血液凝固に問題が疑われる場合に測定される。妊娠中に胎盤早期剝離が疑われる場合などでも検査されることがある。[1]
結果の見方
異常値は、播種性血管内凝固(DIC)のようにフィブリノゲンが消費される状態、先天性・後天性のフィブリノゲン欠乏、線溶亢進、大量出血、感染・炎症などでみられることがある。[1]
検査方法
静脈採血で行い、通常は特別な準備を必要としない。基準範囲は検査室によって異なるため、その施設の基準値で判断する。[1]