ドライアイ

最終更新:2026年8月13日

ドライアイは、眼を潤す涙の量が不足する、または涙が正常に働かないことで、眼の乾燥や不快感、視覚症状を生じる状態である。[1]

症状と原因

乾燥感、異物感、灼熱感、充血、光への過敏、かすみ目などがみられる。涙の産生不足、涙の蒸発が速すぎること、涙の質の異常などが原因となる。[1]

リスク因子

50歳以上、女性、コンタクトレンズの使用、一部の自己免疫疾患などで起こりやすい。長時間の画面使用も症状に関係することがある。[1]

検査

眼科では診察に加え、涙の量、涙液膜が乾くまでの時間、まぶたの構造などを調べる。スリットランプ検査、シルマー試験、涙液層破壊時間(TBUT)などが用いられる。[1][2]

治療

軽症では人工涙液が一般的である。より重い場合には処方点眼薬、涙点プラグ、原因に応じた生活環境の調整などが用いられる。[1]

関連項目

眼痛角膜炎・角膜潰瘍結膜炎を参照。

エビデンス・科学的評価

ドライアイの治療は原因と重症度に応じて、人工涙液、処方点眼薬、涙点プラグ、環境調整などを組み合わせる。診断では涙量だけでなく涙液膜の安定性も評価される。[1][2]

安全性・注意点

重度のドライアイを治療せずに放置すると、角膜が損傷することがある。症状が続く、視覚に影響する、日常生活を妨げる場合には眼科での評価が必要となる。[1]

参考文献・参考情報

  1. National Eye Institute: Dry Eye ↩本文
  2. National Eye Institute: Testing for Dry Eye ↩本文

カテゴリ:症状・疾患 /

タグ:涙液 / 目の乾燥 /