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補体

2026年8月15日 02:32 / 雨崎ハーリィ に保存された版

補体は、血清中を中心に存在する多数のタンパク質からなる免疫系であり、連鎖的に活性化して病原体の排除、オプソニン化、炎症、細胞膜傷害などに関与する。[1]

概要

補体系は酵素、受容体、調節因子など約40種類のタンパク質からなり、自然免疫と獲得免疫の双方と協調して働く。活性化するとタンパク質が連鎖的に切断・活性化されるカスケードを形成する。[1]

活性化経路

補体の活性化には古典経路、レクチン経路、代替経路があり、いずれも最終的にC3やC5を中心とする共通経路へ収束する。活性化産物は病原体表面のオプソニン化、炎症細胞の動員、膜侵襲複合体による細胞膜傷害などを引き起こす。[1]

調節

補体は宿主細胞を傷害しないよう多数の制御タンパク質によって調節される。活性化と抑制のバランスが免疫防御と組織保護の両立に重要である。[1]

エビデンス・科学的評価

補体系は複数の活性化経路から共通のカスケードへ進み、オプソニン化、炎症促進、膜侵襲複合体形成を通じて病原体排除を助ける。[1]

安全性・注意点

補体は感染防御に重要である一方、過剰な活性化や制御異常は炎症・組織障害を引き起こし得る。補体成分の欠損では特定の感染症や自己免疫性病態への感受性が高まることがある。[1]