概要
心房細動では心臓の上の部屋と下の部屋が正常に連動せず、不規則な心拍となる。動悸、疲労、めまい、息切れ、胸痛などを感じることがあるが、無症状の場合もある。[1]
合併症
心房内で血液がよどむと血栓ができやすくなり、血栓が脳へ移動すると脳卒中につながる。治療されない心房細動は心不全などの重い合併症にもつながる可能性がある。[1]
診断
診断では病歴、身体診察、脈拍の確認に加え、心電図が中心となる。発作的で診察時に心房細動が出ていない場合には、Holter心電図、イベントモニター、植込み型ループレコーダーなど長時間の心電図記録が用いられることがある。[2]
治療
治療の目的は、血栓を予防し、心拍数を調整し、必要に応じて正常な心拍リズムを回復することである。生活習慣の改善、抗凝固薬、心拍数・リズムを調整する薬、カテーテル治療や手術などが用いられる。[3]
関連項目
脳卒中、一過性脳虚血発作(TIA)、動悸を参照。