概要
不安は危険に対する正常な反応でもあるが、脅威を過大に評価し、反応が過剰または不適切となって生活に支障をきたす場合は不安障害として評価される。生物学的、心理的、社会的要因が関与すると考えられている。[1]
症状
不安障害では過度の心配や恐怖に加え、動悸、発汗、震え、息苦しさ、筋緊張などの身体症状や、回避行動などがみられることがある。病型によって症状の現れ方は異なる。[1]
評価
診断では症状の経過や生活への影響を確認し、身体疾患や薬物など他の原因を除外する。必要に応じて身体診察や検査が行われる。[1]
治療
慢性的な不安の治療には心理療法、薬物療法、または両者の併用が用いられる。認知行動療法は代表的な心理療法であり、薬物では選択的セロトニン再取り込み阻害薬やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬が第一選択として用いられる。ベンゾジアゼピン系薬は主に短期管理に用いられる。[1]