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抗凝固薬

2026年8月15日 03:55 / 雨崎ハーリィ に保存された版

概要

抗凝固薬は血液凝固因子の作用や産生を抑えることで血栓形成を防ぐ。主な適応には心房細動、深部静脈血栓症・肺塞栓症、人工心臓弁などがあり、患者の血栓リスクと出血リスクを考慮して選択する。[1]

主な種類

未分画ヘパリンはアンチトロンビンを介して複数の凝固因子を抑え、低分子ヘパリンは主に第Xa因子を抑える。ワルファリンはビタミンK依存性凝固因子の産生を抑える。ダビガトランなどはトロンビンを直接阻害し、アピキサバンやリバーロキサバンなどは第Xa因子を直接阻害する。[1]

モニタリング

ワルファリンではINRを定期的に測定して作用の強さを調整する。未分画ヘパリンではaPTTや抗Xa活性などが用いられる。直接経口抗凝固薬では通常、日常的な薬効レベル測定は必要とされないが、出血や緊急手術など特定の状況で検査が必要となる。[1]

使い分け

選択は適応、腎機能、併用薬、出血リスク、患者の希望などによって異なる。人工心臓弁など、直接経口抗凝固薬が適さない病態もある。[1]