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アルブミン尿

2026年8月15日 03:54 / 雨崎ハーリィ に保存された版

アルブミン尿は、本来ほとんど尿に出ない血中蛋白アルブミンが、腎臓の障害によって尿中へ多く漏れ出ている状態である。早期の腎障害を示す重要な指標となる。[1]

概要

健康な腎臓の糸球体は、血中蛋白であるアルブミンをほとんど尿へ通さない。腎臓の濾過機能が傷つくとアルブミンが尿中へ漏れ、アルブミン尿として検出される。[1]

測定

一般に尿中アルブミンとクレアチニンの比(ACR)を測定し、尿の濃さの影響を補正して評価する。糖尿病、高血圧、心疾患、腎疾患の家族歴などがある人では、症状がない段階の腎障害を見つける目的で測定される。[1]

結果の見方

アルブミン尿が多いほど、腎障害がより進んでいる可能性や、将来の腎機能悪化・心血管疾患のリスクが高いことを示す場合がある。ただし運動、発熱、炎症、一部の薬などで一時的に増えることもある。[1]

確認

一度の異常値だけでは慢性的な腎障害とは判断せず、通常は数か月以内に複数回測定して持続性を確認する。複数回の検査で異常が続く場合に腎疾患を疑う。[1]

エビデンス・科学的評価

尿中アルブミン・クレアチニン比は、症状が出る前の腎障害を検出し、既知の腎疾患の進行や治療効果を追跡する指標として用いられる。[1]

安全性・注意点

運動、発熱、炎症、薬剤などで一時的にアルブミンが増えることがあるため、単回の異常値だけで慢性腎疾患を確定しない。持続する高値では腎機能評価が必要である。[1]