定義
Cochraneは、研究の出版・非出版が結果の性質や方向に依存する場合を出版バイアスとして説明している。[1]
システマティックレビューへの影響
システマティックレビューは条件を満たす研究をできるだけ網羅することを目指すが、未発表研究や未報告結果が選択的に欠けると、メタアナリシスの推定値が偏る可能性がある。[2]
評価と対策
試験登録、規制当局資料、研究者への問い合わせなど複数の情報源を探索することが重要である。ファンネルプロットなどは非報告バイアスを検討する手段の一つだが、単独で決定的な判定をするものではない。[2]
関連する報告バイアス
報告バイアスには、出版の有無だけでなく、結果によって出版時期が変わる時間遅延バイアスや、測定した複数のアウトカムのうち有意なものだけを報告するアウトカム報告バイアスなども含まれる。出版バイアスは、より広い「欠けた結果によるバイアス」の一部として評価される。[1][2]