概要
陰嚢内の組織構造による素因があるほか、外傷や激しい運動後に起こることもあり、原因不明のこともある。乳児期と思春期に多いが、成人にも起こりうる。[1]
原因・特徴
典型的には片側の精巣に突然強い痛みと腫れが生じ、吐き気や嘔吐を伴う。患側精巣が通常より高い位置になることもある。[1]
検査・治療
診察とドプラ超音波で血流を確認する。多くの場合は緊急手術で精索を戻し、精巣を陰嚢内に固定する。発症から早いほど精巣を温存できる可能性が高い。[1]
時間と精巣温存
精巣への血流が遮断される時間が長いほど不可逆的な障害の可能性が高くなる。資料では発症から6時間以内に手術できた場合は精巣を温存できる可能性が高く、手術時には将来の捻転予防のため反対側の精巣も固定することが多い。[1]
ドプラ超音波では患側精巣の血流低下・消失が手掛かりとなるが、臨床的に強く疑われる場合は画像検査により手術を遅らせないことが重要となる。[1]