窒息(のど詰まり)

最終更新:2026年8月13日

窒息(のど詰まり)は、食べ物や異物がのどや気管をふさいで呼吸が著しく困難になる救急状態である。[1]

特徴

気道が強くふさがれると肺へ十分な酸素が届かず、脳は短時間で障害を受ける可能性があるため、迅速な応急対応が重要となる。[1]

主な徴候

声が出ない、呼吸が困難、高い呼吸音、弱く効果のない咳、皮膚が青くなる、意識を失うなどは重い気道閉塞を示す徴候である。[1]

応急対応

強く咳ができ会話できる場合は咳を続ける。話せず呼吸が苦しい場合には、背部叩打と腹部突き上げを繰り返し、妊娠中または高度肥満では胸部突き上げを用いる。[1]

意識を失った場合は救急要請を行い、平らで硬い場所に寝かせて心肺蘇生を開始する。口の中に異物が見えて簡単に取れる場合を除き、見えない異物を指で探って取り出そうとしてはならない。[1]

関連項目

肺水腫急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を参照。

エビデンス・科学的評価

窒息では気道異物を速やかに除去し、意識消失時には心肺蘇生へ移行することが救命の中心となる。[1]

安全性・注意点

窒息が疑われる人が声を出せず呼吸困難である場合は、直ちに救急要請と応急処置が必要である。[1]
異物が取れた後も、気道や喉頭の損傷、異物の肺への吸引などの合併症があり得るため、医療評価が必要である。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus Medical Encyclopedia: Choking - adult or child over 1 year ↩本文

カテゴリ:呼吸 / 救急 / 症状・疾患

タグ:救急 / 気道 / 窒息