評価する領域
注意、視空間機能、言語、抽象的推論、遅延再生、実行機能、見当識などを評価する。複数の認知領域を一度に確認できることが特徴である。[1]
利用
軽度認知障害や認知症などの認知機能低下を見つけるためのスクリーニングとして用いられる。登録資料では、MMSEより評価領域が広く、感度・特異度が高いとされている。[1]
その後の評価
スクリーニングで異常が疑われる場合や診断情報がさらに必要な場合は、詳細な神経心理学的評価などを検討する。[1]
検査の位置づけ
MoCAは短時間で複数の認知領域を確認するスクリーニング検査であり、単独で認知症の診断を確定するものではない。得点は教育歴や言語・文化的背景などの影響を受けるため、病歴、日常生活機能、ほかの神経心理検査と合わせて解釈する。[1]