手段的日常生活動作(IADL)

最終更新:2026年8月20日

手段的日常生活動作(IADL)は、地域社会で自立して生活するために必要となる、基本的ADLより複雑な生活活動を指す。[1]

主な内容

代表的なIADLには、料理、掃除、交通手段の利用、洗濯、金銭管理などが含まれる。[1]

評価

リハビリテーションなどで、どの程度の援助が必要か、認知機能を含む生活能力がどの程度保たれているかを評価するために用いられる。[1]

ADLとの違い

食事、着替え、入浴、歩行などの基本的ADLが日常生活の基礎となる動作であるのに対し、IADLは料理、掃除、洗濯、移動手段の利用、金銭管理など、地域で自立して暮らすためのより複雑な活動を含む。[1]

評価尺度と限界

IADLにはLawton-Brody IADLなど複数の評価尺度があるが、尺度ごとに評価する内容や障害の定義が異なる。また自己申告では能力を過大・過小評価する可能性があるため、結果は生活状況や他の評価と合わせて解釈する。[1]

認知機能との関係

軽度認知障害やアルツハイマー病では、基本的ADLより先にIADLの低下が目立つことがある。そのためIADLの変化は、認知機能の低下を早期に捉える材料の一つとなる。[1]

エビデンス・科学的評価

IADLの評価は、単に身体能力だけでなく、地域で自立した生活を維持できるかを把握するうえで重要である。[1]

安全性・注意点

IADLは食事、着替え、入浴などの基本的ADLとは区別され、低下の原因は身体・認知・社会的要因などを含めて評価する必要がある。[1]

参考文献・参考情報

  1. NCBI Bookshelf: Instrumental Activities of Daily Living ↩本文

カテゴリ:リハビリテーション / 検査・評価

タグ:IADL / 生活機能 / 高齢者

知識マップ

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関連項目