種類と原因
手、足、わきなど限られた部位に起こる局所性多汗症では、原因が特定できないことが多く、家族内でみられることもある。ほかの病気によらないものは原発性多汗症と呼ばれる。[1]
別の病気や薬剤に伴う続発性多汗症では、糖代謝異常、甲状腺機能亢進症、心疾患、肺疾患、更年期、パーキンソン病、褐色細胞腫、脳卒中、感染症などが原因となることがある。[1]
診断
発汗部位や時間帯、夜間発汗の有無、発症時期、誘因、体重減少や動悸、発熱などの随伴症状を確認し、必要に応じて血液検査や発汗量をみる検査が行われる。[1]
治療
治療には制汗剤、薬剤、イオントフォレーシス、ボツリヌス毒素注射、重症例での交感神経手術などがあり、原因や部位、重症度に応じて選択される。[1]
原発性と続発性
多汗症は、ほかの病気によらない原発性と、病気や薬剤などを背景とする続発性に分けて考える。全身性の発汗や夜間発汗、急な発症、体重減少、動悸、発熱などがある場合は、甲状腺疾患、感染症、代謝異常などの背景疾患を調べる手掛かりとなる。[1]