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HDS-R

2026年8月19日 22:19 / 雨崎ハーリィ に保存された版

HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)は、日本で広く用いられている9項目・30点満点の認知機能スクリーニング検査である。[1]

評価内容

年齢、時間・場所の見当識、3語の即時記銘、計算、数字の逆唱、3語の遅延再生、5物品の視覚記憶、野菜名の語想起など9項目で構成される。所要時間は約10分とされる。[1]

特徴

MMSEと共通する項目がある一方、HDS-Rでは遅延再生に6点、5物品の視覚記憶やカテゴリー流暢性を含み、読み書き課題を含まないという違いがある。[1]

解釈

2025年の研究では、MMSEの複数の閾値に対応するHDS-Rのカットポイントが検討されたが、HDS-RからMMSEの点数を厳密に換算するのではなく、一定の閾値を満たす可能性を分類する目的で評価されている。[1]

エビデンス・科学的評価

234人を対象とした研究では、HDS-RによるMMSE閾値の予測でAUC 0.90〜0.92が報告され、両尺度には一定の関連が示された。[1]

安全性・注意点

HDS-Rはスクリーニング尺度であり、それだけで認知症の診断を確定するものではない。研究は単施設・記憶障害を主訴とする集団で行われており、結果の一般化には限界がある。[1]