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膵外分泌不全(EPI)

2026年8月13日 14:21 / 雨崎ハーリィ に保存された版

膵外分泌不全(EPI)は、膵臓が作る消化酵素の不足などにより、小腸で食物を十分に消化できなくなる状態である。吸収不良から栄養不良や脂溶性ビタミン不足などを起こすことがある。[1][2]

原因

慢性膵炎、嚢胞性線維症、膵がん、膵臓や上部消化管の手術など、膵酵素の産生や消化管への供給を妨げる病気・状態が原因となる。[1]

症状

腹部膨満、腹部のけいれん・痛み、下痢などがみられることがある。十分に消化吸収できないため、栄養不良や体重・成長への影響につながる場合がある。[1]

診断

病歴と身体診察に加え、便中エラスターゼ検査、血液検査、膵機能検査などが用いられる。[1]

治療

治療の中心は膵酵素補充療法(PERT)で、膵酵素を含む薬を食事や間食のときに服用して消化を助ける。飲酒を避ける、禁煙、食事を少量ずつ複数回に分けるなどの生活調整や、原因疾患の治療も行う。[1][2]

関連項目

膵炎膵がん食事を参照。

エビデンス・科学的評価

PERTはEPIの症状改善と栄養吸収を助ける中心的な治療であり、食事や間食と一緒に適切なタイミングで服用する。[2]

安全性・注意点

EPIでは栄養不良、ビタミンA・D・E・Kなど脂溶性ビタミン不足、低骨量などを生じることがある。補助食品は不足の検査結果などに基づいて用い、自己判断での追加は避ける。[1][2]