特徴
心臓の解剖や機能を評価し、先天性・後天性の心疾患の検出や経過観察に利用される。X線を用いないため電離放射線による被ばくはない。[1]
検査前の確認
体内の金属や医療機器は磁場の影響を受けることがあるため、植込み型機器や金属、手術歴、妊娠の可能性などを事前に申告する必要がある。[1]
評価できる内容
心腔や心臓弁の構造・機能、大血管の大きさと血流、心膜などを評価できる。冠動脈疾患による心筋血流の低下や心筋梗塞後の瘢痕、炎症、感染、腫瘍などの評価にも利用される。[1]
造影MRI
検査目的によってはガドリニウム造影剤を静脈から投与して組織の性状や病変を詳しく評価する。妊娠中のガドリニウム造影は通常避けられ、必要性とリスクを個別に検討する。[1]
限界
不整脈や体動は画像の質へ影響することがあり、体内金属や植込み機器によっても検査方法が制限される。冠動脈の細かな描出は心臓CTなど他の検査が適する場合がある。[1]