止血因子の役割
フォン・ヴィレブランド因子は、血管が傷ついた部位への血小板の接着を助け、凝固第VIII因子を運んで分解から守る。量的または質的な欠損があると止血が不十分になる。[1]
出血の特徴と検査
あざ、鼻血、月経や歯科処置後の長引く出血など、皮膚・粘膜の出血が典型的である。病歴に加え、血算、凝固検査、因子抗原量と活性、第VIII因子などを組み合わせて評価する。[1]
病型
フォン・ヴィレブランド病にはvWFの量が減る型、働きが異常な型、ほとんど欠如する重症型などがあり、病型によって出血の程度や治療方針が異なる。[1]
治療
出血の程度や病型、処置の内容に応じてデスモプレシン、vWFを含む凝固因子製剤、抗線溶薬などが用いられる。手術や歯科処置の前には出血リスクを考慮した計画が必要となる。[1]