概要
血中の甲状腺ホルモンが少ないと下垂体はTSH分泌を増やし、甲状腺にホルモン産生を促す。反対に甲状腺ホルモンが多いとTSH分泌は抑えられる。[1]
検査と解釈
TSH検査は甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症の評価、甲状腺ホルモン治療中の用量確認、治療後の経過観察などに用いられる。異常時にはT4、T3、甲状腺抗体などが追加されることがある。[1]
負のフィードバック
血中の甲状腺ホルモンが低下するとTSHが増えて甲状腺を刺激し、甲状腺ホルモンが増えるとTSHは抑制される。この関係が甲状腺機能を一定範囲に保つ基本的な調節機構となる。[1]
他の検査との組み合わせ
TSHが異常な場合にはT4、T3、甲状腺抗体などを追加して原因を調べることがある。TSH単独では下垂体疾患などを含むすべての甲状腺機能異常を説明できないため、臨床状況に応じて組み合わせる。[1]