症状
灼けるような痛み、しびれ、針で刺すような感覚、温度感覚の異常などがみられ、足先から左右対称に始まることが多い。自律神経線維が障害されると発汗、心拍、血圧、消化管などの症状を伴うこともある。[1]
診断
通常の神経伝導検査は太い神経線維を主に評価するため、小径線維障害では正常となることがある。皮膚生検による神経線維密度や定量的感覚検査、自律神経検査などが用いられる。[1]
障害される神経線維
小径線維ニューロパチーでは、細い有髄Aδ線維と無髄C線維が主に障害される。これらは痛みや温度感覚だけでなく、発汗、血管調節、消化管機能などの自律神経機能にも関与する。[1]
客観的な確認
通常の神経伝導検査や筋電図では小径線維を直接評価できないため、下腿皮膚生検で表皮内神経線維密度を測定する方法が標準的な客観的確認法の一つとなる。自律神経機能検査が診断を補うこともある。[1]