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前立腺炎

2026年8月13日 14:26 / 雨崎ハーリィ に保存された版

前立腺炎は、前立腺とその周囲に炎症や痛みを生じる状態の総称である。慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群、急性細菌性、慢性細菌性、無症候性炎症性の4型に分けられる。[1]

種類と原因

急性・慢性細菌性前立腺炎は細菌感染によって起こる。慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群の正確な原因は不明で、尿中成分、免疫反応、骨盤部の神経障害などが関係する可能性が検討されている。[1]

症状

慢性骨盤痛症候群では、会陰部、下腹部、陰茎、陰嚢、腰などの痛みや不快感が3か月以上続き、排尿痛、頻尿、尿意切迫、射精時痛などを伴うことがある。急性細菌性では発熱、悪寒、排尿痛、尿閉などが突然強く現れる。[1]

診断

病歴と身体診察、直腸診、尿検査などを基本とし、必要に応じて血液検査、尿流動態検査、膀胱鏡、経直腸超音波、精液検査などで原因や類似疾患を評価する。[1]

治療

細菌性前立腺炎は抗菌薬で治療する。慢性骨盤痛症候群では単一の治療が全員に効くわけではなく、鎮痛・排尿症状への薬物療法、理学療法、筋膜への手技、リラクセーション、バイオフィードバックなどが症状に応じて用いられる。[1]

関連項目

ノコギリヤシ前立腺肥大症(BPH)間質性膀胱炎/膀胱痛症候群(IC/BPS)を参照。

エビデンス・科学的評価

前立腺炎は型によって治療が大きく異なる。細菌性では抗菌薬が中心となる一方、非細菌性の慢性骨盤痛症候群では複数の症状に合わせた治療を組み合わせる。[1]

安全性・注意点

急性細菌性前立腺炎では菌血症、前立腺膿瘍、尿閉などの合併症が起こることがあり、発熱や悪寒を伴う強い排尿症状では速やかな医療評価が必要となる。[1]