食品源と分類
8,000種類を超えるポリフェノールが植物で同定されている。主な食品源にはココア、茶、大豆製品、リンゴ、タマネギなどがあり、同じポリフェノールでも構造と薬理学的性質は多様である。[1]
吸収と代謝
食品中では糖と結合した形で存在することが多く、腸管や大腸の微生物由来酵素による加水分解を経て代謝される。この複雑な過程のため、すべての代謝物を同定し、生物学的活性を評価することは難しい。[1]
研究対象
フラボノイドやスチルベン類は、抗酸化能、炎症、ミトコンドリア機能、細胞シグナルとの関係から研究されている。ただし食品摂取量や血中濃度と健康転帰の研究結果にはばらつきがある。[1]
研究上の注意点
ポリフェノールには多数の化合物が含まれ、食品中の含有量、吸収、代謝、研究で用いる抽出物や用量が大きく異なる。そのため、特定のポリフェノールや動物実験で得られた結果を、食品としての摂取や別の化合物へ一括して当てはめることはできない。[1]