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ミルクシスル

2026年8月13日 09:41 / 雨崎ハーリィ に保存された版

ミルクシスル(Silybum marianum、マリアアザミ)は、紫色の花を持つ植物で、抽出物の主要成分は複数化合物の混合物であるシリマリンである。主に肝疾患を目的とするサプリメントとして利用される。[1]

概要

歴史的には肝臓の病気や母乳分泌などに利用され、現在は肝疾患、糖尿病などを目的に販売されている。[1]

研究対象

2型糖尿病では血糖管理を改善する可能性を示す研究がある。一方、アルコール関連肝疾患、B型・C型肝炎、脂肪性肝疾患、化学療法関連肝障害などの臨床試験は結果が一致せず、結論を出せるほど十分ではない。[1]

エビデンス・科学的評価

肝疾患に対するミルクシスルまたはシリマリンの効果は、試験結果が矛盾または限定的で、確定していない。NCCIHが支援したC型肝炎と非アルコール性脂肪肝炎の試験では有益性は示されなかった。[1]

安全性・注意点

経口摂取は概ね良好に忍容されるが、膨満感、吐き気、ガスなどの消化器症状がみられる。製品のシリマリン含量の表示との不一致や、農薬、微生物、マイコトキシン汚染も報告されている。キク科近縁植物へのアレルギーがある人では反応を起こす可能性がある。[1]