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筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)

2026年8月13日 09:41 / 雨崎ハーリィ に保存された版

筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は、以前できていた活動能力が大きく低下し、休息で改善しない強い疲労や労作後の症状悪化などを伴う、重く長期化することのある生物学的疾患である。[1][2]

主要症状

診断に必要な中核症状には、6か月以上続く活動能力低下と疲労、身体的・精神的活動後に症状が悪化する労作後倦怠感(PEM)、睡眠で十分に回復しない睡眠障害がある。さらに認知機能低下または起立不耐の少なくとも一方が必要とされる。[2]

その他の症状

筋肉痛、関節痛、頭痛、咽頭痛、リンパ節の圧痛、消化器症状、光や音への過敏、息切れ、動悸などがみられることがある。症状の強さは変動し得る。[2]

診断

ME/CFSを確認する単一の検査はない。症状、活動能力の変化、病歴を詳しく確認し、身体・精神面の診察や血液・尿検査などで他の疾患を除外する。[1][3]

管理

治癒させる承認済み治療はなく、本人への影響が大きい症状から個別に管理する。PEMには活動と休息を調整して本人の限界内に収めるペーシングが用いられる。睡眠、痛み、起立不耐、精神症状なども個別に対応する。[4]

エビデンス・科学的評価

ME/CFSでは原因と根治療法が確立しておらず、管理は症状と機能障害に合わせて個別化する。PEMは重要な特徴であり、活動後の悪化を避けるための活動管理が中心となる。[1][4]

安全性・注意点

健康な人向けの標準的な運動処方や激しい有酸素運動は、ME/CFSの人ではPEMを悪化させ有害となる可能性がある。一律に活動量を増やさず、本人の耐容範囲を超えないよう調整する必要がある。[4]