主な種類
脂質には、脂肪と油を構成するトリグリセリド、リン脂質、ろう、ステロイドが含まれる。脂肪酸は炭化水素鎖とカルボキシ基からなり、鎖の長さ、飽和度、二重結合の配置によって性質が異なる。[1]
体内での役割
トリグリセリドはエネルギーを蓄え、断熱に関わり、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。リン脂質は親水性部分と疎水性部分を持ち、二重層をつくって細胞膜の主要成分となる。[1]
細胞膜での役割
リン脂質は親水性の頭部と疎水性の尾部を持つため、水中で二重層を形成する。この性質が細胞膜の基本構造をつくり、細胞内外を隔てる膜の形成に不可欠となる。[1]
ステロイド脂質
コレステロールはステロイド骨格を持つ脂質で、細胞膜の構成成分となるほか、ステロイドホルモンなどの前駆体としても利用される。[1]