概要
鉄は赤血球の形成に必要な栄養素である。赤血球は肺から全身へ酸素を運ぶ。鉄は筋肉、骨髄、臓器の健康にも関わり、小児では脳の発達にも重要とされる。[2]
摂取と貯蔵
鉄は食事やサプリメントから摂取される。体内ではフェリチンというたんぱく質が鉄と結合して貯蔵し、血中フェリチンの測定は体内に蓄えられた鉄の量を評価する方法の一つである。[2]
不足と過剰
鉄が不足すると鉄欠乏性貧血につながることがある。一方、鉄が過剰な状態も健康上の問題を起こし得る。フェリチン低値は鉄欠乏性貧血などでみられ、高値は鉄過剰のほか、炎症、自己免疫疾患、肝疾患、がん、肥満などでもみられる。[2]
フェリチン検査
フェリチン検査は、鉄欠乏や鉄過剰の評価、鉄に関係する病気の診断補助、治療効果の確認などに用いられる。ただし、フェリチン値だけで原因が決まるわけではない。[2]