原因
多くは遺伝性で、凝固因子を作る遺伝子の変化によって起こる。これらの遺伝子はX染色体上にあり、出生時男性に多くみられる。まれに自己抗体が凝固因子を阻害する後天性血友病もある。[1]
症状
関節内出血による腫れや痛み、皮下出血、筋肉や軟部組織の血腫、口や歯ぐきの出血、鼻血、血尿・血便などがみられる。重症では脳内出血を起こし、生命に関わることがある。[1]
診断
病歴、家族歴、身体診察に加えて、血液凝固検査と凝固因子活性検査で種類と重症度を確認する。家族歴がある場合には遺伝学的検査が用いられることもある。[1]
治療
基本治療は不足している凝固因子を静脈から補充することである。重症例では予防的に定期投与することもある。ほかにも凝固機能を補う薬剤や血栓分解を抑える薬剤などが用いられる。[1]