概要
人の身体には多くの微生物が自然に存在しており、その集団はマイクロバイオームと呼ばれる。微生物の中には、食物の消化を助ける、病原性の細胞を抑える、ビタミンを作るなど、人の身体に有益な働きを持つものもある。[2]
研究
NIHのHuman Microbiome Projectでは、健康な人の身体に住む正常な微生物の分布が研究された。現在は、マイクロバイオームの変化とさまざまな病気との関連や、マイクロバイオームを変化させることで健康を支える方法が研究されている。[2]
食事との関係
NCCIHは、食物成分と消化管の微生物との相互作用を研究しており、食事とマイクロバイオームの相互作用によって健康に有益な物質が作られる仕組みなどが研究対象となっている。[2]
プロバイオティクスとの関係
プロバイオティクスは、摂取または身体に使用したときに健康上の利益をもたらすことを意図した生きた微生物である。種類によって作用は異なり、健康な微生物群を保つ、乱れた微生物群を回復させる、免疫反応に影響するなどの働きが研究されている。[2]
安全性・注意点
プロバイオティクスの安全性は製品や利用者によって異なる。特に早産児では重篤または致死的な感染症が報告され、FDAが医療者に注意を呼びかけている。[2]