主な原因
女性不妊では排卵障害が主要な原因の一つで、NICHD資料では不妊女性の40%にみられるとされる。PCOS、原発性卵巣機能不全、加齢による卵巣予備能低下、甲状腺などの内分泌異常が関係する。[1]
構造的要因
卵管閉塞、子宮内膜症、子宮筋腫、ポリープ、子宮内の瘢痕や形態異常などが受精・着床・妊娠継続を妨げる場合がある。クラミジアや淋菌感染後の骨盤内炎症性疾患が卵管瘢痕を起こすこともある。[1]
診断
月経、妊娠歴、流産歴、骨盤痛、感染・手術歴などを確認し、骨盤診察、超音波、ホルモン検査、卵巣予備能検査、子宮卵管造影、子宮鏡などを原因に応じて用いる。[2]
治療
原因疾患の治療、排卵誘発薬、卵管や子宮病変の手術、体外受精を含む生殖補助医療などが選択肢となる。治療成功率は年齢、原因、不妊期間、男性因子の有無などで変わる。[3]