概要
中枢のドーパミンは基底核の運動制御や中脳辺縁系・中脳皮質系の報酬、注意、実行機能などに関与する。全身投与したドーパミンは血液脳関門を通過しないため、中枢作用目的には用いられない。[1]
作用・特徴
医薬品として静脈投与されるドーパミンは用量依存的にドーパミン受容体、β1受容体、α受容体へ作用し、低血圧や循環不全などで使用されることがある。[1]
主要な中枢経路
ドーパミン神経系には、運動調節に関わる黒質線条体系、報酬や動機づけに関わる中脳辺縁系、認知や注意に関わる中脳皮質系など複数の経路があり、経路ごとに機能が異なる。[1]
末梢投与との違い
静脈投与されたドーパミンは血液脳関門を十分に通過しないため、中枢神経のドーパミン不足を補う目的では使われない。循環作動薬としては受容体への用量依存的作用を利用する。[1]