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DASH食

2026年8月12日 22:43 / 雨崎ハーリィ に保存された版

高血圧予防・管理の研究から発展した食事パターン。野菜、果物、全粒穀物、豆類、低脂肪乳製品などを重視し、ナトリウムや飽和脂肪を抑える。

概要

DASHは「Dietary Approaches to Stop Hypertension」の略で、心臓の健康を意識した食習慣をつくるための柔軟でバランスの取れた食事プランです。特別な食品を使うのではなく、日単位・週単位の栄養目標を設定します。[1]

基本となる食事パターン

DASHでは、野菜、果物、全粒穀物を食べ、無脂肪または低脂肪の乳製品、魚、鶏肉、豆類、ナッツ、植物油を取り入れます。一方、脂身の多い肉、全脂肪乳製品、ココナッツ油・パーム油など飽和脂肪の多い食品や、砂糖入り飲料・甘味を制限します。[1]

また、飽和脂肪・トランス脂肪が少なく、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維、たんぱく質が豊富で、ナトリウムが少ない食品を選ぶことが重視されています。[1]

2,000 kcal/日の例

NHLBIが示す2,000 kcal/日の例では、穀類6〜8サービング、肉・鶏肉・魚6サービング以下、野菜4〜5、果物4〜5、低脂肪または無脂肪乳製品2〜3、脂肪・油2〜3サービングが1日の目安です。ナッツ・種子・乾燥豆・えんどう豆は週4〜5、甘味は週5以下とされています。[1]

ナトリウム

同じ2,000 kcal/日の例ではナトリウム2,300 mgが示されており、NHLBIは1,500 mg/日にすると2,300 mg/日よりさらに血圧を下げると説明しています。[1]

実践するときの調整

必要なサービング数は1日のエネルギー必要量によって異なります。NHLBIの7日間メニューは2,000 kcal/日を基準としており、他のエネルギー量ではサービング量を増減するよう案内されています。[1][2]

エビデンス・科学的評価

DASH食は血圧を下げる効果について臨床研究が多い食事パターンで、心血管の健康を支える食事法として広く利用されている。

安全性・注意点

腎機能低下などでカリウムやその他の栄養素制限が必要な人では、そのまま適用できない場合がある。降圧薬を自己判断で減量・中止しない。