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クッシング症候群

2026年8月13日 14:21 / 雨崎ハーリィ に保存された版

クッシング症候群は、コルチゾールが長期間にわたって過剰になることで生じる内分泌疾患である。[1]

症状

体重増加、手足が細くなる、丸い顔、首の付け根や肩周囲への脂肪蓄積、あざができやすい、幅広い紫色の皮膚線条、筋力低下などがみられる。[1]

原因

最も一般的な原因は、他疾患の治療で高用量のグルココルチコイドを長期使用することである。内因性では、下垂体腫瘍によるACTH過剰、異所性ACTH産生腫瘍、副腎腫瘍などが原因となる。[1]

診断

24時間尿中遊離コルチゾール、深夜唾液コルチゾール、低用量デキサメタゾン抑制試験などを組み合わせて診断し、その後ACTH測定や画像検査などで原因を調べる。[1]

治療

治療は原因に応じて、原因腫瘍の手術、放射線治療、化学療法、コルチゾールを抑える薬などを用いる。薬剤性では、原因となるグルココルチコイドを必要最小量まで段階的に減量する。[1]

関連項目

アジソン病(原発性副腎不全)下垂体腫瘍褐色細胞腫を参照。

エビデンス・科学的評価

内因性クッシング症候群では、原因腫瘍の部位に応じて手術が主要な治療となり、手術が不十分または困難な場合に薬物療法や放射線治療などを組み合わせる。[1]

安全性・注意点

未治療では心筋梗塞、脳卒中、血栓、感染、骨折、高血圧、糖尿病などの合併症を起こし、致命的になる場合がある。長期グルココルチコイドは自己判断で急に中止せず、医療者の管理下で減量する必要がある。[1]