主な原因
代表的な原因には、喘息、上気道咳嗽症候群、胃食道逆流症、非喘息性好酸球性気管支炎、慢性気管支炎、アンジオテンシン変換酵素阻害薬などがある。複数の原因が同時に関与する場合もある。[1]
評価と治療
咳の期間、痰、随伴症状、喫煙・職業曝露、服薬などを確認し、多くの成人では胸部X線と肺機能検査を初期評価に用いる。治療は原因に合わせ、疑われる原因への段階的な試験治療と、その反応の評価を行う。[1]
咳反射過敏
原因疾患が改善しても咳が続く例では、通常なら咳を起こしにくい刺激に対して咳反射が過敏になっている場合がある。慢性咳嗽では迷走神経の求心路や中枢処理の感作が関与する「咳過敏症候群」という考え方も用いられる。[1]