概要
脳腱黄色腫症は、脂質の代謝異常によって、体内のさまざまな部位に脂質が蓄積する疾患である。資料では、特にコレステロールの一部を十分に分解できず、黄色腫と呼ばれる脂肪性の結節が脳や腱などにみられると説明されている。[1]
症状・特徴
この疾患では、神経系、眼、腱など複数の部位に症状が現れる。白内障、知的機能や運動機能の問題、腱黄色腫などが関連し、進行性の経過をとることがある。[1]
原因・遺伝
原因はCYP27A1遺伝子の変異である。CYP27A1はコレステロールから胆汁酸を作る経路に関わる酵素を作る遺伝子で、機能低下によりコレステロール関連物質が蓄積する。遺伝形式は常染色体劣性遺伝である。[1]