概要
がんに伴う痛みは、がんそのものによる場合のほか、診療上の処置などに伴って生じることがある。NCCIHは、がん患者の症状や治療副作用の管理を目的として複数の補完的アプローチが研究されているとしている。[1]
鍼治療
2020年の14研究・920人を対象とした複数の研究をまとめた解析では、鍼治療は偽鍼または無治療と比較してがん疼痛の有意な減少と関連していた。2研究では、鎮痛薬に鍼または指圧を追加した群で鎮痛薬の使用量が減少した。[1]
その他の補完的アプローチ
催眠は、がん自体またはがん診療の処置に伴う痛みに役立つ可能性がある。マッサージ療法については疼痛改善を示す研究がある一方、研究の質や結果にはばらつきがあり、科学的根拠は限定的である。[1]
慢性疼痛との関係
慢性疼痛一般では、鍼治療、催眠、マッサージ、マインドフルネス、太極拳、ヨガなど複数の補完的アプローチが研究されている。安全性と有効性は疼痛の種類や個人の健康状態によって異なる。[2]
関連項目
肩痛、がん関連疲労、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)を参照。